- 施術コラム一覧 - 『10年越しの重さが、ふっと消えた日』——慢性腰痛に悩まされた36歳男性の物語
「もう、仕方ないんだろうな」
そう自分に言い聞かせることに、彼は慣れていた。
36歳、デスクワーク中心の会社員。10年前、初めてぎっくり腰を経験して以来、腰にはずっと“何か”が居座っていた。
ずん、とした重さ。
長く座った後、立ち上がる瞬間に走るピリッとした痛み。
腰が抜けそうな感覚。
痛みが強いときは近所の整骨院へ通い、週に一度マッサージと電気を当ててもらっていた。けれど、楽になるのはその場だけ。
「体質だから」「仕事がこういう仕事だし」
そんな言葉で、なんとか気持ちをごまかしていた。
けれど、2日前――
いつものように整骨院を出たあと、なぜかいつもより腰が痛かった。
「このまま、悪化する一方かもしれない」
そう思った時、ふと目にしたのが当院のホームページだった。
清潔感のある白い空間に、明るく声をかけてくれる先生。
「とりあえず揉んで電気」ではなく、丁寧に姿勢と歩き方、可動域をチェックしていく。
「腰を反らせますか?」
そう言われて動こうとするが、ほとんど動かない。
さらに詳しく検査すると、原因は腰だけではなく、股関節や右足首にも及んでいた。
先生はまず、股関節と足首にアプローチをかけた。
骨盤、脊柱、そして全身のバランスを整える施術。
「あれ……?」
施術が終わって立ち上がった瞬間、彼は思わず笑った。
10年ぶりに感じた、腰の“軽さ”。
「これ、本当に俺の身体か?」
喜びというより、まずは戸惑いの方が大きかったという。
2回目の来院時、彼は少しだけ腰にハリを感じていた。
前日に重い荷物を持ち上げたからだそうだ。
でも施術後にはそのハリも消え、腰はまた静かになった。
その後も数回の施術を重ね、気づけば10年来の「当たり前」だった腰の違和感は、いつの間にか彼の人生から姿を消していた。
「腰痛は持病だと諦めていたけれど……治るんですね、本当に」
そう笑った彼は、今では腰痛に悩む同僚や友人に、当院を紹介してくれている。
「昔からだから…」
「歳のせいで…」
「体質だから…」
そんな風に腰痛を“あきらめている人”が、実はとても多いと感じています。
でも、本当は違うのです。
しっかりと“原因”を見つけ、そこに正しくアプローチすれば、慢性的な腰痛でも改善は可能です。
もしあなたが、今この文章を読みながら
「自分も、もしかしたら…」と希望を感じたのなら、どうか諦めないでください。
まずは、お電話でも結構です。お気軽にご相談ください。
10年ぶりの軽さを、あなたにも。