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鵞足炎について

2018.08.07 | Category: 鵞足炎ー男子高校生のケース

鵞足炎

膝の内側はたくさんの筋肉が集中していて、後ろ側から見ると、ガチョウの足のような形に見えることから、この部分を鵞足と呼んでいます。

この箇所に障害が起きることを鵞足炎と呼び、膝を屈伸させた時や、運動時、患部を押した時などに痛みを伴います。

軽度の場合は膝を動かした時のみ痛みますが、症状が強くなると安静にしていても痛みを感じるようになります。

状態によっては日常生活にも支障をきたします。

鵞足炎になりやすいスポーツとして、野球、サッカー、バスケットボール、ラグビー、水泳の平泳ぎのキック、急な方向転換を行うスポーツに多くみられます。

自分でできる処置として、安静を保ちつつ患部のアイシングや、シップなどの消炎鎮痛剤を使って炎症を抑えます。

また、痛みが軽度の場合、マッサージなどをして筋肉をほぐすのも有効です。

鵞足炎はほとんどの場合、完治までに1か月以上かかることは無いので、数か月も、数年も鵞足炎で悩んでいるようであれば方法を見直すことも必要です。

病院での治療や自信でのメンテナンスをしていてもなかなか改善がないという方も多く、そのような場合、身体の重心バランスが崩れ膝に負担がかかり鵞足炎になっていることがあります。

参考になればと、この後の記事に鵞足炎でお悩みだった高校球児高校2年生17歳の症例を記載しております。

この後の記事を読んであなたも同じような不調があり、私も改善するかもと感じましたら、まずは、お電話でもいいので一度ご相談ください。

当院がきっとあなたのお役に立てるはずです。

 

膝の内側から膝下にかけての痛み( 鵞足炎 )

17歳男性  高校2年生

オフシーズンに入り、下半身の筋力強化トレーニングをメニューに加えるようになった。

それから左膝の内側から膝下にかけての痛みが現れた。

痛みの現れた当初は練習初めが痛いだけだったので、そのうち良くなるだろうと湿布を張る程度だった。

しかし、徐々に痛みも強くなるため近所の整形外科にいくと鵞足炎(がそくえん)と診断された。

処置としてステロイド注射を打ち、痛み止めを処方され痛みが引くまで安静にするように指導をうけた。

その後、1週間、部活を休んだが、痛みが変わらないため知り合いの紹介で当院にいらした。

初回来院時

初回検査時、左膝を見てみると、右膝に比べ腫れており、膝の内側を軽く押しただけで強い痛みを確認。

屈伸はなんとかできるものの深く曲げると激しい痛みが出現。

身体の軸も大幅に乱れており重心のバランスにも影響していた。

施術は患部の膝へかかる負担を減らすアプローチを行った。

術後は押したときの痛みや膝の屈伸運動をしてもった時の痛みも半分まで痛みが減少。

また、術後は出来るだけ患部への負担をかけたくないため、テーピングでの固定を行い練習はしないように指導した。

2回目以降の経過

初回施術後、日がたつにつれて痛みも少しずつ軽減。

来院時は左膝の内側の腫れも押したときの痛みも大幅な改善がみられた。

また、屈伸運動では痛みではなく違和感程度になった。

施術は前回と同様に左膝以外に骨盤や背骨の調整を行い患部へかかる負担を減らすようにアプローチ。

術後は更に身体も楽になり屈伸運動もほぼ正常にできるようになった。

その後、4回目の施術で練習を徐々に再会してもらった。

7回目の施術で練習も通常メニューで行い、膝の問題を感じる事はなくなった。

最近、身体のキレも良く先日の大会では4番サードで出場、3得点を挙げる好成績だった。

今後も問題を抱えることなく野球がしたいとメンテナンス施術中。

 

運動による膝の痛みを感じて不安な方へ


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