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手根管症候群ー40代女性のケースの記事一覧
手関節の手のひら側には、骨と靭帯にはさまれて形作る手根管というトンネルがあります。
手根管には手や指を動かすための健と神経が通っています。
この手根管のトンネルが何らかの原因により障害を受けることを手根管症候群と言います。
手根管症候群を発症すると手や指などに様々な不調が現れます。
具体的な症状として
・親指,人さし指,中指、薬指の痺れや痛み、感覚低下がある
・手を使い過ぎた後に痺れや痛みがつよくなる
・筋肉の萎縮がみられる
・握力の低下
など、手や指の不具合で日常生活に制限をかけることが多くあります。
原因として、
・手の使いすぎ
・手関節の骨折や脱臼による変形の後遺症
・ガングリオン(脂肪腫)による圧迫
・全身性疾患(糖尿病・慢性関節リウマチなど)
・女性の妊娠出産期と更年期のホルモンの乱れによるもの
など原因も様々で、特定できないような突発例も存在します。
一般的には投薬・注射 ・腱鞘切開手術などが行われます。
当院にも手根管症候群でお悩みの方が多く来院されています。
当院でのアプローチ方法は手関節を構造的に整える事を目的に施術しているため、手術などに比べ非常にリスクが少ないです。
筋肉が痩せてしまうほど重度になると、神経が満足に回復しない場合もありますので、なるべく早期にケアをすることをオススメします。
参考として、この後の記事に手根管症候群でお悩みだった49歳女性の症例を記載しております。
この後の記事を読んであなたも同じような不調があり私も改善するかもと感じましたら、まずはお電話でもいいので一度ご相談ください。
仕事で手先を多く使う作業をしていて、2ヶ月前くらいから右手の親指の付け根辺りにシビレのような痛み感じるようになった。
特に仕事後にシビレと痛みが強くなる。
病院にいくと、手根管症候群と診断され、現状より症状が辛くなるようであれば手術を進められた。
しかし、手術をしても必ず良くなるという訳ではないと医師に言われ、できれば手術はしたくないとネットで当院のHPを見て来院された。
初回検査時、右手の親指の付け根に強い緊張と手首の関節に可動性の現象がみられた。
また、右の腕全体に強い緊張も確認でき、痛みのある親指だけでなく他の箇所からもアプローチをおこなった。
初回施術後は親指を動かすのが軽くなり、手首も動かしやすいとのこと。
2回目の来院時には親指の痛みとシビレは4割ほど軽減。
お話を伺うと術後は随分楽だったが仕事でハードに指を使ったせいか、前回の施術直後に比べ痛みがつよくなったとのこと。
施術は前回と同様に行い、親指にかかる負担を減らすテーピング固定の処置をし、自分でもできるテーピングの指導も行った。
3回目の来院時には痛みは随分と楽になったが、左右で指を動かしたりし、比べると右の親指に違和感があるとのこと。
5回目の施術で親指の付け根の痛みは感じることもなくなり、左右の指の感覚も同じになった。
現在では仕事をハードにこなしても痛みやしびれが現れることはなくなり、調子もよく生活をしている。