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肘の不調ー50代男性のケースの記事一覧
肘の痛みで当院に来院される方に、肘にマッサージや針、注射をして改善がなかったという方が多くいらっしゃいます。
肘に痛みがあっても、直接肘が悪いわけではなく、周囲の関節や筋肉に問題があることが多くあります。
肘だけの療法ではなかなか改善がみられません。
また、肘は体重を支えている骨盤や下肢とは違い、生活に大きく影響がでるわけではありません。
その為、痛みがあってもこんなものだろうと考えてしまっていたり、病院でも治らないから体質だと諦めてしまっている方が多いです。
あなたも今、肘の痛みを安静にしていて苦しんでいるならご相談ください。
参考になればと、この後の記事に使い過ぎによる左肘から手首にかけての痛みで3年間もお悩みだった57歳男性の症例を記載しております。
この後の記事を読んであなたも同じような不調があり、私も改善するかもと感じましたら、まずはお電話でもいいので一度ご相談ください。
きっと当院もお力になれると思います。
4年前に左肘から左手首にかけて違和感が現れた。
仕事が料理人のため、左手で鍋を持ち振るのが痛い。
以前は鍋を振る動作だけが痛かったが、最近では雑巾を絞ったり重いものを持ったりするのも痛みがでる。
痛みも手首をある角度にするときだけ感じる。
痛みが現れてすぐに整形外科でレントゲン撮影してもらったが、骨などには問題も無く肘の腱鞘炎と診断された。
それから1年後に痛みが少しずつ増していくため、近所の整骨院で3年間も施術を受けていた。
整骨院での施術直後は肘が楽になるが、痛みの改善が見られず紹介で当院に来院した。
初回検査を行うと肘を伸ばす動作で可動制限がみられた。
左の肩甲骨に運動制限と強い筋緊張があり、そこが肘に負担をかけていた。
施術は肩甲骨の筋緊張を取るために頚椎、胸椎、肩関節の施術を行うとともに、肘や手首の調整も行った。
術後には今までの痛みの3割程は軽減。
今まで、少しでも肘の痛みが減ることがなく、大変喜んで頂いた。
2回目の来院時には、以前よりは3割ほど痛みも軽減しているとのこと。
施術は前回と同様に行い、施術後は以前に比べて半分ほどまで痛みも軽減。
その後、6回ほど施術して痛みも全く現れなくなった。
『こんなに少ない回数でこんなに改善するなら早く来ていれば…』と喜んで頂いた。
今後も仕事で鍋を使い肘も酷使するので、メンテナンス施術を行っていく。