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加齢による腰痛ー70代男性のケースの記事一覧
「腰の骨が変形し狭くなっているから、治らない」
「骨が変形していて、それが痛みの原因だからしょうがない」
「年のせいで、骨も変形しているし…」
と骨の変形があり、腰の痛みが治らないと諦めている方は非常に多くいると感じます。
確かに変形などがあると治らないと諦めてしまう気持ちわかります。
しかし、最近の研究では腰痛には腰椎の変形や年齢と関係がないと判明しています。
腰椎の変形(骨棘)の発症割合は、年代が上がっていくにつれて増加していきます。
それに比べ、腰痛の発症割合は30代が一番多く、続いて40代、20代の順で多く発生しています。
驚かれるかも知れませんが、50代、60代、70代歳を重ねるにつれ腰痛の方が減る傾向があるのです。
腰痛が変形や老化に関係していれば、変形や老化の増加と共に、腰痛の割合も増えていくはずです。
しかし、実際は年齢と共に変形は増えていますが、腰痛は減っています。
なにが言いたいかというと、変形や年齢は腰痛との関係ないということです。
実際当院にも加齢が原因の腰痛と診断された方が来院されていますが、骨盤や脊柱を正すことで多くの方が腰痛から解放されています。
参考として、この後の記事に腰痛でお悩みだった71歳男性の症例を記載しております。
この後の記事を読んであなたの腰痛も改善させたいと感じましたら、まずは、お電話でもいいので一度ご相談ください。
4年前から徐々に腰が痛みだし腰に力が入らない感じがあった。
当院に来院する前に、整形外科に行くと、腰の骨に変形がみられ、さらに歳で筋肉か落ちてきている加齢が原因と診断を受けた。
その後は投薬治療と電気治療を2ヶ月受けたが変わらないので、整形外科での通院を辞めていた。
最近では寝ていても腰に重い痛みがあり起きてしまうことがある。
話を伺うと医師に 「骨の変形がみられ、更に歳で筋肉か落ちてきている加齢が原因」と言われ、治らないと諦めてショックをうけていた。
初回検査では深く前にかがむ動作と身体を左に捻る動きで腰に痛みとハリ、違和感が現れた。
また、歩行時は左足が上がらずバランスが取れず歩きにくいとのことだった。
初回施術は身体の軸が安定するよう施術を行い、バランスなどを整えた。
施術後は身体のバランスが取れて歩きやすく、前にかがむのも楽とのこと。
2回目の来院時には初期の症状に比べて腰が楽になり、若返ったと喜んでおられた。
しかし、まだ歩きにくさや就寝時の腰のハリ、身体を動かす動作での痛みを感じる事がある。
施術後は身体も軽く動かしやすいとのこと。
その後、腰の痛みも徐々に減っていき、時間がかかったが9回の施術で腰の痛みを感じることはなくなった。
現在は月に1度のペースで施術をしている。
最近では元気に毎朝散歩もできるようになり、体力強化に努めている。