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腸脛靭帯炎ー20代男性のケースの記事一覧
ランニングなど、膝の屈伸運動の繰り返しで、膝の外側に炎症や痛みを伴う障害を腸脛靭帯炎と言います。
腸脛靭帯炎になり始めの頃は、運動直後に膝の外側に痛みが現れますが、運動やめると痛みは治まります。
症状が悪化すると、運動時はおろか、膝の屈伸も辛く、特に階段の昇り降りでも痛みを伴います。
一般的に言われる原因としては使いすぎ・走り過ぎ(オーバーユース)や運動環境(硬い地面・適切でないシューズの使用・運動フォームの問題)などとされています。
当院での腸脛靭帯炎での考えは、バランスの悪い身体での運動が大腿筋膜張筋に負担をかける事が、最大の原因と考えています。
施術は腸脛靭帯炎の原因を取り除くため、痛みのある個所のみの施術を行うのではなく、身体全体のバランスや傾きを整え施術しています。
施術効果は高く、改善も早く再発も少ない施術です。
参考として、この後の記事に腸脛靭帯炎でお悩みだった29歳男性の症例を記載しております。
この後の記事を読んであなたも同じような不調があり、私も改善するかもと感じましたら、まずはお電話でもいいので一度ご相談ください。
当院がきっとあなたのお役に立てるはずです。
4年前から健康管理を目的にランニングを始め、最近ではフルマラソンなどにも参加しランニングを楽しんでいた。
しかし、2ヶ月前から走り初めと終わりに左膝に痛みが現れるようになった。
走って身体が温まると痛みは一時的に無くなる。
他にも半年前から左腰にハリ感があった。
ランニング以外では左膝に痛みを感じることがないため、病院など通うこともなかった。
しかし、3週間前から左膝の状態が悪化し階段での下りや屈伸運動での痛みが現れるようになった。
その為、すぐに病院に行くと左の腸脛靭帯炎と診断、湿布を処方され安静にするよう指導をうけ、ランニングを休んでいた。
ランニングを中止し2週間後に再会すると痛みの状態が変わらず、当院をネットで検索し来院された。
初回検査時は左膝の外側を押したときと、膝を深く曲げたときの痛みが強く現れていた。
施術後は膝の痛みも半分まで軽減し、腰の違和感もほぼなくなった。
ランニングは次回まで行わないように指導し、その日の施術は終了とした。
2回目の来院時、前回の施術後からは日常生活で膝や腰に痛みは感じることがなかったとのこと。
また、左膝の外側を押したときの痛みはやや感じる程度にまで回復。
施術は前回と同様、左膝への重心などを考慮しアプローチ。
施術後は足全体が軽くなったとのこと。
初回よりも、回復したためランニングも再会してもらった。
3回目の来院時に話を伺うとランニング開始時に膝に多少の痛みは感じるが以前の様な痛みはなく、腰の痛みは完全になくなった。
その後、2回施術を行い計5回で膝と腰への痛みは消失。
現在ではメンテナンス施術を行い、週に3回、1時間のランニングをしているが問題なく行えている。
先日、久しぶりのフルマラソンに参加しベストタイムが出たと喜んでおられた。