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膝に水がたまる症状の記事一覧
膝の水を抜いてもまた、水がたまってしまう事はよくあります。
では、なぜ抜いてもまた水がたまるのか?
それは、炎症が治まっていないからです。
膝に水がたまる仕組みを説明すると炎症が大きく関係します。
炎症がおきて水がたまっても炎症が引かなければいくら注射をしても、また、水がたまってしまいます。
なので、対処的に水を抜くことを何度繰り返しても炎症が治まるわけがないのです。
当院では膝に炎症がおきている場合、身体のバランスが崩れ膝に問題がおき炎症が起きてしまうと考えます。
実際、これらの問題を改善することで多くの方の膝の痛みが解消されています。
参考として、この後の記事に膝に水がたまる不調でお悩みだった67歳女性の症例を記載しております。
この後の記事を読んであなたも同じような不調があり、私も改善するかもと感じましたら、まずはお電話でもいいので一度ご相談ください。
一年半前から腰と右膝に痛みがあり、近くの整形外科へ通院していた。
そちらの整形外科ではマッサージやストレッチが中心の施術で、医師から筋力低下を防ぐため歩く事を指導され痛いのをこらえて歩いていた。
5ヶ月ほど前から右膝に水がたまることを繰り返し、月に1、2回のペースで水を抜き、ヒアルロン酸を注射してもらっていた。
しかし、1ヶ月前に急に症状が悪化し、歩行も困難になったので、人口膝関節の手術を勧められる。
手術するのだけは避けたいとのことで、友人から紹介をうけ来院。
来院された日には杖をついて歩いていた。
左膝関節の炎症が強くあり水腫、発赤、可動域の制限がみられた。
検査時、骨盤の捻れでバランスが崩れ、その影響で左膝へ負担をかけていた。
施術は骨盤、腰部をアプローチしバランスを整えた。
骨盤、腰部の施術をし、少し歩いてもらうと杖がなくても歩けるまでに回復。
膝にテーピングでの固定を行い膝へかかる負担を軽減させその日の施術は終了とした。
また、整形外科で指導されていた歩行も炎症がおさまるまで出来るだけ制限するように指導。
2回目の来院時には杖がなくとも歩けるまでに回復。
施術は前回と同様に骨盤と腰部メインに調整を行い膝へのテーピングも行い、術後は前回よりも膝が動かしやすくなったとのこと。
5回目の来院時には歩行痛も緩和し多少の痛みを感じる程度にまで回復し、この頃には炎症も引き膝に水もたまらなくなった。
膝を完全に曲げる動作時の痛みだけが残っていた。
施術は以前までのアプローチに加え膝と足関節の調整を行い、術後は膝も完全に曲げられるようになり大変喜んでおられた。
8回目の来院時には膝に痛みを伴うこともなくなり、正座もできるようになり、不調なく生活も送れるようになった。
まさか正座が出来るようになるなんて夢のようですと大変喜んでおられた。
その後はまた、痛みや不調で苦しみたくないと月に一度のペースでメンテナンス施術を行っている。